十五才から一年。大人になろうと、苦しんでいる真央ちゃんか゛、わかります。コーチとの意思疎通がうまくいかないこと。トリプルアクセルの練習方法に、自分の意見が言えなくて、お母さんに叱られ、励まされながら、自棄になった自分を見つめる過程。真央ちゃんが、前向きにそして、躓きながらも成長しています。明日の朝、世界の頂点にいると、信じて応援しています。がんばれ!いつも、ちからやパワーを貰っています。ありがとう。
テレビではわからなかったことおすすめ度
★★★★☆
テレビでみる浅田真央ちゃんは、年頃なのにマスコミの前でも飾ったり気取ったりすることなく、チヤホヤされても傲慢になることもなく、いつでも素直で自然体で前向きで、「一体どういう子なんだろう?」と不思議に思っていました。
失礼ながら、これまで世の中の汚い部分を見ないできたからこその、ある種鈍感な人がもてる生来の心の強さなのかなと…。
でも、この著書を読んで、その誤った認識は覆されました。
あの若さで世界のトップに立って、たくさんの人に注目されて期待されて…。アメリカでは人種差別にあったり、試合の前に骨折してしまったり。
しかしどのような環境であっても、負けの言い訳になりそうなことは言わなかったり、あえてテレビの前で強気なことを言って自分のやるべきことを明確にしたり、お母様はじめ周りの方に厳しくも温かく育てられながら自分の心を鍛えてきたんだなと。
16歳の女の子が、自分の青春をストイックなまでに自己のスケートの向上に費やす姿は、10歳近く年上の私からみても尊敬に値するものでした。
浅田真央ちゃんのスケートは、私にとっては他のどの選手よりもひきつけられて、ずっと見ていたい魅力に溢れているのですが、それは浅田真央ちゃんのすべりに、彼女のスケートに対する深い愛情が感じられるからだと思います。
そしてスケートが大好きで、戦う相手が常に昨日の自分だからこそ、周囲の雑音に惑わされないあの純粋な心のままでいられるのだと思いました。
この本を読んだあと、ますます真央ちゃんを応援したい気持ちが強くなりました。
文章が読みやすい故にさらっと読み終えてしまったので、もうちょっとボリュームがあってもよかったかなと、腹八分目の物足りなさに星4つです。
ぜひバンクーバーでメダルをとるまで、毎年出し続けていただきたいです。
上出来
おすすめ度 ★★★★★
非常に素晴らしい一品だと思います
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!