「心配しなくとも、うちら、きっと十年後も一緒よ」 (本編より)おすすめ度
★★★★★
女子高出身の作者・大島永遠氏の実体験を盛り込んだ、表には出せない
「女子高生の実態」を赤裸々に描いたコメディ漫画。
過去にドラマCD化・アニメ化・ラジオ化・ゲーム化がされ、海外でも出版されている。
この巻は7巻後半から続いていた修学旅行編の完結編であり、本編も第一部の完結編を迎える。
これまで張り巡らしてきた毛利さんの謎、宝塚コンビとの親睦、枕投げイベント等の
数々の伏線をいちどきに消化し、後腐れの無い終わり方を迎えている。
様々な小ネタが盛り込まれ、エロも多く満足の逸品。(←結局それかい)
男性教諭コンビを主役とした話、中学時のリーダーシップ溢れる香田を垣間見られる話、
本編中性格最低のキャラである桃香を主役としたキモい女装男の文化祭の話など
脇を固めるエピソードも充実している。
中でも白眉なのは修学旅行の最後を締め括るお別れ会を経て、飛行機で帰途につき、
高校最大のイベントが終わってしまった事を知る事で、高校生活そのものもまた
着実に終わりに近づいている事を肌に感じた絵里子が、
今という二度と戻らぬ時間や、歓楽を共有する友人たちのかけがえのなさを知り、
切ない気分と将来への不安に苛まれるエピソードだろう。
そしてその不安を一蹴するように、「心配しなくとも、うちら、きっと十年後も一緒よ」と即答する
最高の親友の香田。
沖縄で別れた人生の先輩とも言える喜屋武さんは、あるいは絵里子が理想とする将来の姿であり、
卒業後の労役に追われる人生の象徴であるのやも知れず──
決して止まる事のない時間の階段を登りながら、旅は終わり、円環は閉じ、
再び少女たちは日常という名の永遠へと回帰する。
いつもの軽快なギャグ話とは別物のような、しんみりとした切ない、しかし叙情的で読後感の爽やかな話。
第二部再開が本当に待ち遠しい作品である。(このまま最終回の方がいっそ美しいが…)
最終巻???おすすめ度
★★★★☆
このマンガはHなマンガかと思って購入しましたが、違います。女子高生の日常生活を面白おかしく描いたギャグマンガでした。ただし、Hな場面も時々あります。一応全巻持っています。
9巻は修学旅行の後半から帰宅までを描いた感じですが、最後はなんか、終わったのかまだ続くのか分からないような描写でした。ひょっとしたら最終巻かもしれませんし、そうじゃないかもしれません。
姉と妹の感動の話は、本当に感動しました。姉の友人の彼氏の高校の文化祭に来ていた妹ですが、大事なものを落としてしまいました。その大事なものには・・・。って言うカンジの話です。
修学旅行最後の場面はちょっと感動するような要素が含まれていましたが、元々ギャグマンガなので涙ボロボロになる程は感動しません。なので終わるのか終わらないのか分からないのです。
全体的に面白いマンガだったので、第二部が出るようになったら購入したいです。
続きは気になるが・・・おすすめ度
★★★★☆
修学旅行がこの巻でいよいよくらいまっくすです。7巻の終わりあたりからあった修学旅行ですがいろいろありましたね〜。
今回で一応第一部終了となっていますが。あとがきを読む限りでは続きはいつやるのかわからないみたいです。まぁ、期待はせずに続きがでるのを待っています。
期待して出なかった時のショックは避けたいですからね〜。
9巻目ですおすすめ度
★★★★★
さて、9巻目になり、もっと盛り上がりを見せてくれるのだと思いきや、この巻で「第一部、完結」だそうです。著者の体調が思わしくないのか判りませんけど。
この巻でもバカ軍団はいつものように本当にバカな行動を取ってくれます。然し、9巻ではそのバカ軍団をお株を奪うキャラが前巻から登場しているガイドの喜屋武さんです。飲むわ騒ぐわで、すっかりバカ軍団の上をいっています。最後に喜屋武さんが絵里子に語りかけるシーンはなかなか良い演出です。さて、いつかは続きが読めると思いますが、それまで気長に待ちましょう。
素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★
全般的に言うと初心者向けだと思います
。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
ホント満点を付けても良い出来です。