まず選手達ですがなかなか表情や特徴をとらえてます。操作性はというと、まず動きはスムーズな方だと思います。パンチですが、□ボタンで左ストレート、△ボタンで右ストレート。×ボタンで左ボディストレート、○ボタンで右ボディストレートです。これらに十字キーの上下どちらかをプラスすれば各フックに変わります。試合はというとドラゴまでは接近して左2回右2回の交互フック攻撃でタイミングがズレればボディストレート左右交互に打ち込みまたタイミングを合わせフック・・・という感じで楽勝で勝てます。しかしドラゴ戦からはCPUが異常に強くなります。なんとかドラゴに勝利しても、また次の選手、そのまた次の選手とかなりコンビネーションの雨嵐のパンチでカンムリワシ戦法の様に打って離れ打って離れで何とか判定で勝利するのが普通のレベルではやっとです・・・各試合後に練習などをして能力を上げていくのですがこれは自分で行うよりオートでCPU任せの方が確実に上がり後々の試合で楽です。まぁ、おもしろいのは確かですよ。
ついにゲーム化!おすすめ度
★★★★☆
初めは、大好きなロッキーを操作してアポロやクラバー等と戦えるだけで満足でした。特に、めっぽう強いドラゴに勝利したときなんかは、思わずガッツポーズが出たほどです(^^ゞ
ラウンドが進むごとに腫れていく顔面や、観客のブーイング。また、映画にチラッとだけ出ていたボクサーが多数出てくるので、マニアには「こいつは、ロッキーからロッカーを奪った奴だ!!」などという楽しみ方もできます。
しかし、改良点も数点あります。
まず、ロッキーがオーソドックススタイルであること。これはまずいでしょう...。 他にも、立ち上がってもないのに止んでしまうカウントや、ダウン後にやたら強くなるCOMなど、純粋なボクシングゲームとしての不満が多かったです。
ゲームの方向性は正しいと思うので、是非、正常進化させた‘ロッキー2’の発売をして欲しいという期待を込めて、星を1つ引かせてもらいました。
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
はっきりいって、すさまじい出来です
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!
概要
ボクシング映画の不朽の名作として金字塔を打ち立てた「ロッキー」を題材にしたゲームがPlayStation2で登場。「ロッキー」から「ロッキー5」までの全5作品のストーリーを再現し、登場人物のセリフのほとんどが映画作品より抜粋し収録されている。ファン必携1本といえるだろう。
映画と同様、物語はフィラデルフィアのしがない4回戦ボクサー、ロッキーに突然チャンスがやってくるところから始まる。世界ヘビー級チャンピオンのアポロと戦うことになり、薄汚れた生活からリングに躍り出るロッキーの試練の数々を描く。
ストーリーモードではプレイヤーがロッキー本人となって、アポロやドラゴなど映画に登場した、有名なライバルボクサーを含むキャラクター総勢23人と闘っていく。 試合の合間には、映画でロッキーが行った精肉所でのサンドバック打ちや、トレーナーのミッキーによるトレーニングも行えるなど映画でおなじみの演出も用意。名場面を再現したCGムービーも挿入されていて、いやおうなしに「イタリアの種馬」気分が盛り上がる。
エキシビジョンマッチ、ノックアウトトーナメントモードでは、任意のキャラクターを選んでの対戦ができるようになっている。映画の中では実現しなかったアポロ対クラバー、ドラゴ対トミーといった、夢の対決をプレイすることも可能だ。
「ロッキー」独特の、試合中打たれた顔が腫れて打ち身になるところも忠実に表現され、ボクシングそのもののリアリティも追求されている。また、ロッキーのテーマ曲「Gonna Fly Now」もしっかり収録されているのもうれしい。(江口 謙信)