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魚影の群れ

相米慎二
おすすめ度:★★★★★
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作り手の気迫が伝わる傑作
おすすめ度 ★★★★★

緒方拳、夏目雅子、佐藤浩一という演技力ある俳優達がぶつかり合い、映画の本質を見せられるような素晴らしい作品です。
各々が演技を超え人物になりきっている様は見るものを圧倒させる力があり、心が騒ぐというか映像の中に自分が飲み込まれていくような気持ちになりました。とても満足できる逸品です。



“1シーン、1カット”、ここに極まれリ!!相米慎二の過激な傑作。
おすすめ度 ★★★★★

 徹頭徹尾、“1シーン、1カット”にこだわった、相米慎二の、80年代を代表する“過激”な傑作。これが、例えば、B・デパルマなら、流麗なカメラワークで、凝りに凝った“画”造りに固執する処であろうが、相米は、愚直な迄に、極力、カメラを固定し、ひたすら、生身の俳優たちを凝視し続ける。役者たちも、相米の剛速球勝負に、見事に応えた。恐らく、入念なリハーサルは行っているのであろうが、巻頭の、10分にも及ぶ長廻しが度肝を抜かれる、夏目雅子と、佐藤浩市の海辺のシーンは、砂浜の足跡の痕跡から見て、どう考えても、1テイクで撮りあげたとしか思えないし、緒形拳が、劇中初めてマグロを釣り上げるシーンは、正に、緒形本人が、マグロと、真剣に格闘しているのが、ひしひしと伝わってくる。雨の中、緒形が宿泊している旅館を、ふと見上げるその一瞬と、fuckシーンでしか、顔のクローズ・アップがない十朱幸代も熱演だが、何といっても、夏目雅子の存在感が、群を抜く。生きていれば、途方もない映画女優になったであろう彼女の名演と、こちらも若くして死んでしまった相米慎二の、映画的で刺激的な演出を、再確認して欲しい。



すばらしい!良作!
おすすめ度 ★★★★★

全般的に言うと初心者向けだと思います 。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
ホント満点を付けても良い出来です。


概要
下北半島の漁港・大間には、長年マグロ漁に身体を張ってきたベテラン漁師・房次郎(緒形拳)がいた。ある日、彼の娘・トキ子(夏目雅子)が結婚したいと言い出し、相手の青年・俊一(佐藤浩市)を連れてくる。今の仕事を辞めて漁師になりたいと懇願する俊一に根負けし、房次郎はついに彼を船に乗せるのだが……。吉村昭の同名小説を原作に、『セーラー服と機関銃』『台風クラブ』などの鬼才・相米慎二監督のメガホンで描いた骨太で崇高な人間ドラマの傑作。それまでアイドル映画における長回し演出ばかりが取り上げられがちだった相米演出だが、ここでは大人の男女の愛憎をじっくり見せこむための手段として長回しが大いに功を奏しており、また実際に俳優たちに危険なマグロ漁を行わせ、その緊迫感をあますところなく映像に収めており、そのダイナミズムはそこらのスペクタクル映画がひれふするほどである。もはや演技を通り越して、役そのものに同化しているとしか言いようのないキャスト陣の名演も特筆したい。(増當竜也)

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