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金魚屋古書店 6 (6) (IKKI COMIX)

芳崎 せいむ
おすすめ度:★★★★★
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漫画として面白くなってきた
おすすめ度 ★★★★★

漫画好きのための漫画ガイド漫画であるこのシリーズ

本巻から漫画ガイドの様相は減って、より広い読者でも楽しく読める(「楽しく読める」
漫画。。。なかなかありませんよね?)ようになりました

伝説のダンジョンの危機?、シリーズ初の殺傷事件?、本の外科医?、そして遂に
舞台は古書店から新刊書店へ!

とくにキンコちゃんが新刊書店に勤めるの巻では「本屋さんの秘密」を覗くことが
できて、次に本屋さんを訪れるのが楽しみになります

無駄にイケメン、無駄にかわいい女の子たちが繰り広げる無駄に平和なコミック
いやいや、無駄な平和なんてありゃしませんよね



ええなあ、この漫画のあたたかさは
おすすめ度 ★★★★★

 このシリーズの最新刊を読むと、いっつも、本のなかで紹介されたり鍵を握ったりしている漫画が読みたくなります。今回も、そういう漫画があったなあ。すぐには読めなくても、いつか読めたらいいなあと、読みたい気持ちにさせてくれて感謝です。
 月刊『IKKI』2007年6月号〜12月号に掲載された作品を収録。「臨時休業」「乙女の謎」「1/24秒の記憶」「古本のお医者さん」「嗚呼(ああ)男意気」「本が好き(前編)」「本が好き(後編)」の七つの話+オマケ漫画番外編。
 所々で、ある話と別の話がリンクしていたのも面白かったな。話をぽん、ぽんと、いくつかまたいでつながっている、そのつながり具合がまたいけてました。ちょっと記憶の残像が薄まったところに、「ありゃ? これは、あの話の後日談じゃないの」て感じで話の線がつながるんですよね。その辺が、ちょびっといい気持ちなんだわ〜(笑)
 一番気に入った話は、「1/24秒の記憶」かなあ。あるひとコマに、はっ としたんですよ。映画『ニュー・シネマ・パラダイス』っぽい味わいもあったかしらん。ヴェンダースの映画のタイトルとかも、なつかしいなあって感じで、この話、よかったです。
 それと、キンコちゃんが書店でアルバイトする話、「本が好き」の前・後編も面白かった。書店員のやりがいや苦労、醍醐味などがよく伝わってきて、興味深かったんだな。まんがバカの帝王・斯波(シバ)さんの台詞、「川と海と2つを比べてどっちがいいかなんて言えませんよねぇ」(川と海?)「そう 川が新刊書店 海が古書店かな」というのは、とりわけ、すとんと胸に落ちました。さすがシバさん、うまいこと言うなあて。



復活!
おすすめ度 ★★★★★

この第6巻は大変面白かった。今までは、話題を漫画周辺へと拡大させようとしても躊躇いがちであったように思え、前巻(第5巻)ではそれがうまく機能せず、行き詰まった感があった。しかし、今回は最初の話で古本屋に文字通り激震を食らわせ、最後には古本屋を飛び出して新刊本の書店にまで話が広がっていく。なんか吹っ切れた感じで、大変爽快感があった。復活ですね。



まんが好きが好き!……が好き!
おすすめ度 ★★★★★

 私の妻は結婚前に書店に勤めていました。既に退職して10年になりますが未だに書店に勤務していた時のことを話したり、「○○書店の棚の並べ方は悪い」とか言うてます。
 「金魚屋古書店」第6巻はまんが好きのキンコちゃんが書店にアルバイトに行くエピソードが含まれています。第1巻、2巻の頃は魅力ある漫画のエピソードを利用してストーリーを進めていくものが多かったのですが、次第にそれだけではなく漫画を含んだ周辺のエピソードが増えてきました。

 古書店と天災、本のお医者さん、ボーイズラブ(BL)など、古い漫画も新しい漫画もジャンルも分け隔て無く「好き」と言えるこの漫画、いやー魅力的です。「まんが好きが好き!」と登場人物の口を借りて作者が言っているように聞こえますが、そんな作者がウチは結構好きですよ。



すばらしい!良作!
おすすめ度 ★★★★★

これが発売されるのを心待ちにしていました 。出来は今更ながら言うまでもなく素晴らしい。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。


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