拡張パックも結構高いのでこのデラックスパックはかなりお買い得なんですが、1本目の拡張パックのウォーロードはデキが悪く、なくてもいい感じなのでビヨンドザソードと本編の2本でいいような気もします。
秀逸なゲームおすすめ度
★★★★☆
他の方も書いているように、WLは必要なく、デラックス版のお得効果は全くない。
・改善されたインターフェース
以前の作より、インターフェースやクリック音がマッキントッシュのような柔らかい感じになって、ユーザーフレンドリーに改善されているのがまず良かった。外国産ゲームと言うことで、どうしても硬い感じが否めなかったから。
・戦略的な外交
他の文明に仮想敵国や戦争中の文明に宣戦布告や交易中止を求めることが出来たり、科学技術や物資を交換できたりと、外交が非常に戦略的に出来ているのは素晴らしい。それでいて、シンプルで、直感的に操作しやすかった。それと、コンピューターが非常に狡猾。滅亡寸前の文明が、こちらの隣接する他の強力な文明に恭順してしまい、その文明が宣戦布告。結果、反対方向から大軍で攻められ、あえなく・・・ということもあった。また、文明の指導者が個性的なのも面白かった。
・多様な戦闘ユニット
騎士、海兵隊、戦車、戦闘機等、戦闘ユニットが非常に豊富で、ゲーム戦術の幅を広げているのも良かった。また各ユニットには経験値が設定されており、LvUp毎に特殊能力を付けられるのも嬉しい。また、各ユニット毎に相性も設定されている。
・重要な資源
科学が進む毎に戦略資源が可視化されていくが、必ずしもそれらが、時刻領土内にあるとは限らない。したがって、その獲得を目指して外交や戦争をする必要も出てくる。例えば序盤、銅、鉄、馬は極めて重要だが、不運にも自国内場合が多々出てくる。あるいは、小麦、米があれば、生産力が飛躍的に向上し、飛躍的な人口増加を出来る。この辺りの設定は非常に細かく、素晴らしいと思う。
・意味のないシナリオモード
一方で、シナリオになんの意味があるのか、よく分からなかった。最も全てのそれをプレイした訳ではないが、例えばチンギスカンのシナリオを数ターンやってみたが、一ターンがやはり10年に換算されてしまい、チンギスカンの時代などあっという間に過ぎてしまう!前史から近未来までがテーマなだけに特定の自体に焦点を当てたシナリオになんの意味があるのだろうか。
・要素が多すぎて
今回もやっぱりやりこむ前に挫折した・・・。要素が多すぎて、考慮すべきものが非常に多く、何度もプレイする気にならなかった。
Civ4+拡張版×2おすすめ度
★★★☆☆
Civ4の価格改定版+BtSの価格でWLがおまけに付いてくると考えれば確かに得なのであろうが、評価の低いWLを抜かすと、個別で買ってもそう変わらないのでお得感はない。
Civ4の経験がなければ、すべきことが分からず本体のみ(まだ選択肢が少ないというか多過ぎない)から始めた方が良いと思われるので、Civ3等を結構やり込みつつCiv4を買っていないという人以外は、まずCiv4の価格改定版の方を買い、面白いと思ったらBtSを買い足す方がお勧めである。
BtSになって、攻城兵器の弱体(強さの是正)化や作る意味の薄い建物の効果増加等有効な選択肢の増加で面白さは増している。
初期設定のままでは言われているほどAIの強化は実感できないが、攻撃的なAIを選択すると攻撃は結構まとも(と云うかいやらしい程)になってくる。“狂犬は味方にして番犬化する方が得策”
ただし、この設定はゲーム自体は難度が上がって面白いのだが、“無駄な遊び”つまり選択肢の余地が減ってしまうのがやや難点。攻撃度を調整できる様な設定も欲しかった。
最大の問題点は1つ、シヴィロペディア(=ヘルプ)を開こうとすると、前の状態(初期メニューやゲーム中)に係らず、30〜40%の確率でBtSを終わらせてしまう。英語版でもv3.02でも同様のことがあったのだが、パッチで修正はできるのに、日本語版は初期発売でこの修正はされず、今だパッチも出ていないのはマイナス要素。
買うしかない!
おすすめ度 ★★★★★
今回の発売がすごく嬉しいです
。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
買って良かったと思います。
概要
「人類の歴史」を疑似体験できるという壮大なスケールで人気の歴史シミュレーションゲームの日本語版が登場。体験できるのは紀元前から近未来までの約6000年で、プレイヤーの指定する要素によって、自分の作った文明が栄華を極めることも、逆に衰退することにもなる。前作より進化した3Dグラフィッは、より滑らかで表現力豊かな美しい画像となり、それに伴い、BGMや効果音、解説などの音声も充実。プレイヤーに助言を行う「シヴィロペディア機能」も性能アップ。
ゲームシステムにはターン制を採用しており、シミュレーションゲームに初心者でもマイペースでゲームを進めることが可能。文明の指導者も多彩になり、科学、宗教、軍事などに独立した進化系統やオンライン対戦機能の強化など、新機能の搭載や改良が行われている。文明に宗教の要素が加わったことからそれが外交面にも深く影響するようになり、宗教の違う文明同士の干渉など、歴史に深みを持たせる新要素となっている。もちろん、オンライン対戦でネット上の他プレイヤーと戦うのも楽しみのひとつで、World Builderによるオリジナルマップの作成も可能。自由度の高くなった本作を是非プレイしてみて欲しい。(三井貴美子)