年長組の男の子を持つ、ガシャポンが気になる30代後半のパパ。流星のマークに心躍らせた、ちょっとお疲れの40代前半のおとうさん。砕け散るビル群、火柱を上げるガスタンク、上空を飛翔するビートル、舞い上がる土煙。凶悪怪獣倒すため、還って来いよウルトラ中年戦士!でも操作はカンタンよ。
シナリオは若干ワンパターン傾向おすすめ度
★★★☆☆
格闘アクションにウルトラマンシリーズはよく似合う、とは思うものの、ただスペシウム光線やアイスラッガーを飛ばせばいい、というものではないし、かといってそれがないとウルトラマンじゃなくなるし。
その点、本作はシナリオがあって(数は3本と少ないが)原作にあったシーンも再現されており、それなりに楽しめた。トドメは必殺技で、というのもうまくシステムに組み込まれているし、操作も簡単なので、格闘ジャンルが苦手でも大丈夫。
気になったのは、キャラの少なさと、「ファイト」や「LOSE」などの英語アナウンスや表示。ウルトラマンに英語は似合わないような。
凄いの一言
おすすめ度
★★★★★
大変良く出来ています
。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!
概要
人気の衰えを知らないウルトラマンシリーズ。本タイトル『ウルトラマン Fighting Evolution 2』は、子供から大人まで愛されているウルトラヒーローたちが、リアルなグラフィックで怪獣たちとの闘いを繰り広げていく対戦格闘ゲームだ。 ハードがPS2ということでテレビ放映レベルのリアルな映像に肉迫しておりファンには感慨深い内容といえる。本作では、数多いウルトラヒーローのなかからウルトラマン、セブン、レオまでのいわゆるウルトラ6兄弟を自分で操作、必殺技を繰り出しての熱いバトルを展開できる。怪獣は、バルタン星人やキングジョーなど人気怪獣8体が登場する。
1人用でも楽しく遊べる工夫が凝らされている点も好感がもてる。「ウルトラモード」は、テレビストーリーを追いながら与えられたミッションをクリアしていく構成となっており、「怪獣殿下」や「ウルトラ警備隊西へ 」など、有名なエピソードが用意されている。ウルトラファンなら絶対買いのタイトルだ。(荒沢有希哉)