不覚にも感動してしまった!おすすめ度
★★★★☆
木造の古い家。緑の湖のほとりの赤いポスト。
たっくんとゆーじ親子を巡る心優しい人たち。
雨の日に亡くなったはずの妻が帰ってくる。
美しい絵が続く。が、正直タイクツだった。ラスト20分までは。
こーゆーラストだったんだ。なんちゅうストーリーだ!
おじさんの頬を熱い涙が流れる。
「ボーイミーツガール」ではなく、「ガールミーツボーイ」の
物語だったんだ。そして、少女はある選択をした。
・・・「いま、会いにゆきます」 タイトルの意味がやっと分かった。
ワンアイデアな作品だが、不覚にも感動してしまった。
今思い出してもおすすめ度
★★★★★
今思い出しても、なんか切なくて暖かい気持ちになる映画です。
劇場版が公開中に1人で見に行って後半からほぼ泣きっぱなし。
自分の子どもが生まれてからは、子役の子どもとダブってしまい 映画を思い出してまた切ない気持ちになったり。
本当に良い映画でした。
夢を見ているような物語おすすめ度
★★★★☆
記憶を無くして夫のもとへ帰る妻。しかも6週間限定。別れがまた来るのが俳優も観客も全員わかっているから、共に物語に入っていける。竹内結子の可憐さは、こりゃあ中村獅童もやられちゃうだろうなあ、という感じである。ラストでなぜ「いま、会いに行く」のか、またなぜ結ばれるのかがわかったとき、ダムが決壊したごとくに涙があふれ出る。「ビューティフルライフ」のコンビによる作品だけに、映画的カタルシスは若干薄い。せっかく種田陽平がすばらしい美術を生み出しているのに、光の使い方はTVの延長だった。森とか、空とか、雨とか大事な要素が、巧の勤務先と同じ色合いなのだ。篠田昇に撮影監督をやってほしかった一作である。でも、脚本や堅い演出は見事であり、日本映画史に残る作品であることは間違いがない。
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
届いてからずっと気に入っています
。これは買わねばならないでしょう!
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧(中村獅童)の前に、病気で死んだ妻・澪(竹内結子)が現われた。澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。
市川拓司の同名ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。ファンタジーの衣を纏ってはいるものの、そこで強く訴えられているのは家族愛そのものであり、その点をきちんと描いているあたりがもっとも好感の持てる部分である。これが映画デビューの土井裕泰監督は、テレビ出身ということもあってか、映画的活写力に幾分欠けているきらいはあるものの、今回の題材は叙情的資質とマッチしていることもあって、さほど不満を抱かずに画面に没頭できる。透明感あふれるキャストそれぞれの好演も認めていい。(的田也寸志)