こんな元気なら伝染(うつ)されたいおすすめ度
★★★★☆
著者・丸山浩路氏を最初に知ったのは、本書のもととなったテレビ番組でした。もみ上げの長さと強烈な個性に(正直)うさんくささを感じながらも、そのパフォーマンスには私をグイグイ惹きつけパワーがありました。
中でも印象に残ったのが、身の周りにあるものを当たり前と思っちゃいけない。手が動く、足が動く、目が見える、これはすごいことなんだ、奇跡なんだ。そのことにもっと感動しよう。そうすることで明日に向かっていく意欲が生まれる、と丸さんは訴えます。
確かに今、私たちは日常に感動する心のゆとりや敏感さに欠けているような気がします。だからこそ逆に、フィクションに感動を求めているのではないでしょうか。
そうじゃないんだ。感動は与えられるものではなく、自らが見つけるものなんだ。丸さんの主張が本書の随所に表われています。
感動しよう!なんてクサい。でもそのクサさに賭ける男、それが丸山浩路。そのまっすぐな主張に、たまには触れてみてはいかがですか。
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
今回の発売がすごく嬉しいです
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
ホント満点を付けても良い出来です。