脳梗塞になったらどうなるかおすすめ度
★★★★★
母が倒れて心臓の手術を受けました。手術の途中で心臓が停止、なんとか生還出来たものの、脳梗塞になり左半身マヒ状態になってしまいました。
手術後、ICUから一般病棟に戻ってきてゆっくり面会出来る様になりましたが、母の様子がおかしいのです。(何十年も前に亡くなっている)自分の両親が見舞いに来ていたはずだけど、もう帰ったのか?とか、何十年も前の話を今の事のように話したり、地方に住んでいて間単には会いに来れない自分の姉が来てるはずだというので、ここまで4時間以上かかるのに来てないよというと、何言ってるの自転車で5分だとか、距離感?が無いのです。
そんな時に、知人に栗本さんのホームページを紹介してもらい、この本を知り購入しました。
そして全ての謎が解けました。脳梗塞とは何か?脳梗塞になったらどうなるか?(母には関係ありませんでしたが脳梗塞になる予兆など)
脳梗塞という言葉は知っていましたが、はっきり言って何も知らないに等しい状態でした。
この本を読んで、母の症状にも安心して向きあう事が出来て本当によかったです。(正直なところ最初はぼけてしまったのかと…)
脳梗塞は右脳か左脳かで随分違ってくるわけですが、母の脳梗塞が栗本さんと同じ右脳だった事も、ほぼ同じような症状で読みやすかったですし、ああなるほどこの症状は仕方がないんだ、と安心も出来ました。
またリハビリのアイディアも写真を参考に同じようなものを作りました。またテレビで見た栗本さんのお元気な姿は励みになっています。(母も栗本さんのように元気な姿に戻れますように)
脳梗塞について知識が無い方には、是非知っておいて頂きたい内容です。
同感おすすめ度
★★★★☆
脳梗塞の病気をいろんな文献からよく調べてありこの本を読めばたくさんの本を読んだと同じである。さすが専門外であっても学者である。そして、脳梗塞患者を減らしたいという著者の意志がよく出てる。50過ぎたら読むべし。私も現在脳梗塞後遺症のリハビリ中であり役に立った。
脳梗塞に立ちむかう気力がわいてくる
おすすめ度 ★★★★☆
~著者の栗本慎一郎氏は脳梗塞をわずらって闘病し復活を遂げたひとりです。この本は全六章からなります。平易な文章ですので一気に読み進んでも一章づつでもどちらでも良いでしょう。文章が少々威勢の良いのは著者の持ち味です。この本を読むことで脳梗塞に立ちむかう勇猛心がわいてきます。この本を手がかりに脳梗塞を予防し、不幸にしてなってしまった場合は~~復活を目指しましょう。~