劇場でやってる時から見たいな〜とは思っていましたが結局見に行かずテレビで見ました。でもテレビで見てハマりました。脚本が素晴らしい。後半の伏線とか。キャストもよかった。アリtoキリギリスの石井さんと寺島進さんが特に。犯人の最期や行動にはいろいろな意見があるようですが、wikipediaを見ると続編があるようなことが書いてあるので本当にやるなら今作の疑問を解いてくれるよう期待です。
よく考えて作ってありますがおすすめ度
★★★★☆
単にエンタテインメントとして観るならこれ以上の作品はないでしょう。最高だと思います。
ただ、細かい部分に目を向けたらいろいろ疑問な部分が残ります。犯人の最期については僕は否定的です(あの程度で済むはずがないだろう、という意味)。
ネタバレになっちゃうので詳しく書けないのが何なんですが。
上記の点から★1個減らしましたが、とにかくオススメ。
木島さんの暖かさやTTRスタッフの次第に変わっていく様子には観ていて涙が出てきます。
おもしろいがおすすめ度
★★★★☆
さすが踊るシリーズだけあって最後までテンポよく見れた。ちょっと古畑任三郎の江口洋介の事件っぽい。謎の人物から交渉人への挑戦があったという展開。あっと驚くことは少なく割りとわかりやすい展開だがおもしろかった。
ただ、おもしろかったという印象は残るが、肝心なところがイマイチ。まず踊る本編のように感情が入っていかない。序盤はよかったのに、結局交渉術の凄さみたいなものも伝わってこず、ほとんどデータに頼ってる感じ(現実もそうだろうけど)。爆破止めようってシーンは真下自身は蚊帳の外だし。あと犯人の最終目的もよくわからず、しかもあのオチ。テロ組織じゃなく一般人が犯人なのは現代劇っぽくていいが、犯人がはっきりしないなんてのは正直ガッカリだ。「世にも奇妙な物語」じゃないんだからせめて物理的に説明のつく結論がほしかった。
クライマックスより司令室でのやりとりのほうがおもしろかった。ユースケはじめ役者が個性派で粒揃いだし、空気を楽しめる密室劇だった。そういう良さがこの映画を支えている。細かいセリフや役者陣の素晴らしさに満点、ストーリーの欠陥を引いて4つってトコ。
傑作 ハリウッドを超えたおすすめ度
★★★★★
何となく、暇つぶしに、期待もせずに見たが。
ビックリの面白さ。
斬新なストーリー展開。
職人とオタクの素晴しいボレロ。
現代社会の見えざる恐怖。
予知不能の巨大システムダウン。
意図不明のテロ。
見事に描いている。
スピード感、登場人物の存在感、リアリティ。
ついに、ハリウッドを超えた。
見事の一言。
西村雅彦 がラストの沈黙の中で、拍手する場面は、
映画史上に残る凄さ。必見。
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
非常に素晴らしい一品だと思います
。非常に洗練された魅力的なものになっていると思います。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
2004年のクリスマス・イブの日に、東京の地下鉄の最新鋭実験車輌が(通称クモ)が乗っ取られ、乗降客200万人の命が危険にされされるハメに。その犯人からの指名もあり、警視庁初の交渉人・真下正義が奮闘する!
国民的シリーズにまでのしあがった『踊る大捜査線』のスピンオフ作品第1弾。シリーズではコメディリリーフだったユースケ・サンタマリア演じる真下だが、この映画における真下はやばいくらいにカッコイイ。また未曾有の地下鉄パニックシーンや、さらに爆弾をも仕掛ける巧妙な犯人の手口、外で犯人を探す刑事たちの奮闘などがクライマックスへと集約していく様は手に汗を握らずにはいられない。『踊る』シリーズを見ていない人にも十二分に楽しめる、パニック・サスペンス映画として実によくできた作品だ。観て損なし!(横森文)