哀愁と笑いおすすめ度
★★★★☆
山崎努ら老人ホームの仲間が泥まみれになって汗だくで楽しんでる姿が印象的でした。
加えて老人ならではの哀愁があり、途中悲しくもなりました。
でもCGにもう少しお金かけれたら良かったのに・・・。
生涯青春おすすめ度
★★★★☆
豪華なベテラン俳優さんたちによる痛快コメディー。
でも、コメディーと言っても、声を出して笑うってんじゃなく、微笑ましくてニコリってする感じです。
人間、いつまでも青春だよなぁって思わせてくれる、年とったからといって引っ込んでなくても良いって思わせてくれる、今の時代に合った作品。
出演者全員が適材適所。
ある意味、すごいパワーを貰える映画です。
すばらしい!良作!
おすすめ度 ★★★★★
わたくしめもついに買いましたよ
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
ホント満点を付けても良い出来です。
概要
高級老人ホームで悠々自適な日々を過ごしていた菊島(山崎努)ら老人たち(谷啓、青島幸男)は、死んだ仲間・源田(藤岡琢也)が記していた「死に花」なるノートを発見。そこには、穴を掘って銀行から17億円を強奪する計画が記されていた。その銀行が、かつて仲間のひとり伊能(宇津井健)を理不尽にリストラした銀行であったことも手伝い、菊島たちはこの計画を実行しようと決意するが…。
老人たちの一念発起とその奮闘を描いたコメディーで、太田蘭三の同名小説を『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督のメガホンで映画化。老人パワー炸裂映画という点もさながら、やはりベテラン名優たちの粋な活躍をこそ楽しみたい作品。日本映画界にはまだまだこうした名優たちが多数いることを改めて痛感させられる。犬童演出もそこを怠っていないところが、もっとも好感持てるポイントでもあるのだ。(的田也寸志)