帯に「散逸した作品を集成」とあったので、花とゆめコミックスや絵本にものってない未単行本化作品があるのか!と喜んで全4巻買ったら読んだ事のある話しかなくてちと残念。「巻末に描きおろし作品」とあるので期待して読んだら、お話じゃなくて詩だったのも拍子抜け。カン違いしたのがいけないんですが…。作品自体はもちろん名作!見た目で甘ったるいメルヘンだと思ってる人は損。深くて心に残る、宝物のような作品です。
良質なファンタジーのひとつの到達点ですおすすめ度
★★★★★
・・・この本は、絶対的な信頼と愛情。だけではなく、やっぱり悩みや
どろどろした部分というのが(オブラートに包まれながらも)呈示されます。
でも、彼らはそれから「逃げない」絶対に立ち向かっていくんです。
メルヘンキャラの皮を被っていますが、高い倫理性をもった世界観がとても印象的です。
特に後半に行くにつれて、哲学的な思考をすすめていくことも多く、
死と生を扱った話には落涙しましたよ。
考えてみれば「指輪物語」も「ゲド戦記」にしても、ファンタジーの
世界観を持ちながらも、高度な倫理性と主人公の成長。そして悪との
対決といった物があって、始めて物語としての完結しますよね。
「小さなお茶会」は大上段にこそ構えていませんが、
その流れにある佳作と堅く信じてやみません。
懐かしい優しさおすすめ度
★★★★★
うちの姉ちゃんが買って帰ってきたのを読んだのはもう十数年前。とても大好きだった「小さなお茶会」が完全版になったと知り買い求めました。懐かしい優しさに満ちた作品に思わず涙がでそうになりました。昔も、今も、これからもずっと、ともにあり続けたいそんな漫画だと思います。
買うしかない!
おすすめ度 ★★★★★
今回の発売がすごく嬉しいです
!いや~、ほんと(・∀・)イイ!久々に良い買いモンをしました。
買って良かったと思います。