確かに独創的ではあるんですけど。おすすめ度
★★★★☆
設定的に定番の物を踏襲した様子が伺えますね。
初恋の幼馴染がある日突然に帰ってくる。というのもそうですし、いわゆる、男一人の周りに大量の女性キャラを配置する「ハーレム型」の展開。
基本設定そのものは数多くあるラブコメ物と大差ない。
と、なると、そこで「他と何か違う個性」をアピールする必要があるのは当然ですが、そこに「強いセクハラ路線」をもってきた事に評価が分かれるとは思います。
端的に言うとパンチラが多すぎるんですよ。
残念ながら、それが大きなマイナス面になり、この手合いのアニメである程度は期待されるべき女性支持が期待できない。
しかしながら、完全に駄目かというと、それも違うと思う。
割合に作品テーマその物がしっかりしているように思えるのです。
理想と現実をどう妥協させるかという恋愛の最大問題への提示。
作品その物が有坂香月の視線で描かれる訳ですが、10年も追い求めた「理想の」男性像と目の前に現れた「現実の」男性ギャップが大きい訳ですよ。
そこで失望して諦めるのではなく、そこをどう解消するかを描く物語なのだと思えます。
そう考えると、それを演出するためには「理想」をより高くし「現実」をより悲惨な物にした方が見ている側にわかりやすい。
ならば、あのハードセクハラ路線もありか?
・・・と、思うんですけど、「普通の女性」はそこまでの現実なら、見た瞬間に「諦める」の選択をすると思うので、厳しいんじゃないかというのが正直な感想です。
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
今回の発売がすごく嬉しいです
。ファンであれば購入価値は高いかと存じます。
買って良かったと思います。