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天使のしっぽChu(3) |
今や,萌え系は、あるフィギュア作りの人たちが流行らせなくても、自然に芽吹いていたようです。この作品は4、5年前に製作されたものです。「wowow」のノンスクランブル放送の木曜日で1作目、そして、2作目となる「chu」。cs系でも他のほうへ放映したので、見られない方も結構いたようです。最終巻となる本作品は、やはりアニメ雑誌とのリンクで微妙に違うところが見られます。タイトル(上記)に関して言うと、彼女たちを追うような形で専門の雑誌が作られるほど作品があるので割愛します。賛否両論もありますが、声優面でもご活躍している方も多いので、私は良いと思います。 |
天使のしっぽChu(2) |
あの天使のしっぽの続編になるCHU!ですが、TV放映スケジュールやら何やらでいろいろとファンの間で話題になった作品です。とにかく作画が悪かったのであれが直ったらほとんど他の作品になりそうです。値段は高いけどどうでしょう? |
天使のしっぽChu(1) |
前作「おとぎストーリー 天使のしっぽ」の続編がこの作品である。
ちゃんと守護天使がそれぞれ昇級しているので、マンネリ化しているといった悪癖は払拭されている。 しかし全体的には味が薄まっており、成功作の次回作は難しいと言われるジンクスに見事にハマったのかもしれない(前作が「成功作」と言えるかどうかはやや微妙ではあるが…)。 ストーリーの展開から見てもここで打ち止めにしておいた方が良かろう。 |
ネーム9 既製 幸田 |
インキは交換が簡単なカートリッジ式です。印鑑証明には使用しないでください。 |
台所のおと (講談社文庫) |
10個の短編を集めた小説集、一度図書館から借りてよみ、ずっと心に残った「台所の音」。
人の立てる音から、その人の機嫌をわかったりすることもある。 それが、自分にとって思い入れのある相手だったら、もっと心に響くのだろう。 響いた音は、言葉となって戻る。 戻った言葉は、ともすれば取り乱してしまいそうなもかそうな心持を顕にする。 音、情景、行動そして思い出。そこから端を発っせられる言葉。 人との関わり方は単純明快ではないけれど、本心は言葉からのみわかるものではないのだろう。 この小説集は、幸田文さんが大正時代から昭和始め頃に見聞きした事をベースにしておられると思う。着物を着て暮らした時代、だが読み返して見れば、表題作「台所の音」もいいけれど、「雪もち」や「祝辞」も読み返してみれば今に通じることがあってずいぶん新鮮にうつった。 星いつつの評価は、そもそも幸田作品が好きだというバイアスがあるのだけれど、手元に置いて時折読み返したい本だと思った。 |
幸田文の箪笥の引き出し (新潮文庫) |
著者のお母様である幸田文さんの講演を一度だけ伺ったことがある。 階段教室で「おとうと」の映画を見た後に、ただ一学年だけ、400名弱の贅沢な空間での講演だった。闊達な江戸言葉に圧倒されたものの、その時のお着物は地味な縞模様で、着物も何も知らない私には、「地味~なおばさん」にしか見えなかった。 自分がいま、あの頃の幸田文さんと同じような年になり、着物にも興味を持ち始めもして、もしあの時の戻れたら、おそらくあれは大島で、あんなに粋に、肩肘張らずに着物を着こなす素晴らしさに、まず感嘆したものを…と思う。 凛としたあの空気は彼女の生き方そのものだったのだと、娘、玉さんの筆によって改めて思い知ることのできる、この本は私にとって貴重な一冊となった。 |
季節のかたみ (講談社文庫) |
著者が70歳近い頃に書かれたエッセイ集。文体に切れがなくなっている気がするが、 内容はエッセイのそれぞれがすぐに短編小説の素材になりそうな味がある。 老いについてもいい文章がたくさん入っていて、自分がもう少し歳を取ったときに読み直してみたい本だ。 「こわれた時計」という文章で著者は不仲だった義理の母親のことを書いている。 (引用)それが案外なことに、私はこの時の母が好きです。教養のあるひとなのに、体裁もみえもなく、 人間って、面白いなぁと思う。誰かを―特に身近な誰かを―完全に嫌うことって、 その他、ぞっとする怖さがあるのが「松之山の地滑り」。この人の最後の長編小説「崩れ」をぜひ読まなくちゃ。 |
思いがけずこんな 幸田文 を夢で見た・・・!
マスロック、ポスト・ハードコアを合わせ、ラウドなノイズを撒き散らす新世代ポスト・ロックとして期待されている 幸田文。「初めてのイベントで不安だったけど、大勢の人が来てくれて幸せです」。
「カメラを恋人だと思って!って指導されたんですけど、でもカメラはカメラだよなぁって思いました」と笑いを誘っていた。
これからもますますの活躍が楽しみですね(^^ゞ
『 一窯のパンを焼き損ねれば一週間、収穫が悪ければ一年間、不幸な結婚をすれば一生を棒に振る 』( エストニアのことわざ )
よ~く考えなあかんで!
幸田文を読む
ここ3ヶ月ずっと、幸田文の本ばかり読んでいる。すでに10冊を越えた。 きっかけは、ある書評で「文体がうつくしい」と再三ほめていたこと。 それほど絶賛するとはどんなものか、と無造作に手に取ったのが『父・こんなこと』。 まさか露伴の臨終のみとり ...
からくさの本棚の新入荷
【2】 幸田文全集 第二十巻\幸田文\岩波書店. 【3】 幸田文全集 第六巻\幸田文\岩波書店. 【4】 幸田文全集 第十七巻\幸田文\岩波書店. 【5】 幸田文全集 第十三巻\幸田文\岩波書店. 【6】 幸田文全集 第十五巻\幸田文\岩波書店.
[本] 9月に読んだ本 19冊
106. 本当はちがうんだ日記(集英社文庫) / 穂村弘. 107. 世界でいちばん幸せな屋上(ちくま文庫) / 吉田音. 108. 毛利元就(河出文庫) / 谷恒生. 109. すぐそこの遠い場所(ちくま文庫) / クラフト・エヴィング商會. 110. 木(新潮文庫) / 幸田文.
台所の音 幸田文
タイトルに惹かれて読んでみたいと思って幸田文全集14巻に収録されている作品を読みました。 さて、本作は、代々受け継いできた女のやさしさが台所の気配に現れている、とある。 「人のくらしには、寝るにも起きるにも音がある。生きている証拠のような ...
草の花 幸田文
草の花 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ). 草の花 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ), 幸田 文 講談社 1996-06 売り上げランキング : 120964 おすすめ平均 幸田文の女学生時代のエッセイ・他 Amazonで詳しく見る by G-Tools.
幸田文の箪笥の引き出し(新潮文庫)/青木玉
幸田文の箪笥の中が覗けるなんて。写真掲載は47ページもあって、あの『きもの』の表紙にもなった黒の羽織を玉さんが着ている写真や、露伴のお気に入りの着物、幸田文の人生の折々に着た着物が写真とともに語られていて、お買い得な552円。 ...
流れる (新潮文庫)/幸田 文
作品中、主人公はその振る舞いから何度も前職を聞かれる場面に遭遇するが、置屋へ来る前の境遇は一切書かれておらず、その描かれようから、読者には、主人公「梨花」=幸田文としか思えないので、まるでノンフィクションのような気さえします。 ...
箪笥の引き出し
幸田文の箪笥の引き出し (新潮文庫), 幸田文の箪笥の引き出し (新潮文庫) (2000/08) 青木 玉 商品詳細を見る. 著者 青木玉さんの母は幸田文さん、祖父は幸田露伴さん。 著名な文人ご一家ですね。
『幸田文のマッチ箱』
幸田文のマッチ箱村松 友視河出書房新社このアイテムの詳細を見る装丁の美しさに惹かれる。 遠目には着物柄のように見える。 しかし、それは黒地に色とりどりのマッチ棒だった。奥付を見ると「竹久夢二筆 マッチ」とあった。 本書を小口から見ると黒地の ...
幸田文の箪笥の引き出し
幸田文は幸田露伴の娘。その文の娘、青木玉が描く母文との思い出を綴ったエッセイ。