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 森瑤子が遺した 愛の美学 (集英社文庫) |
一年半、付き合った人と別れた直後に自分の気持ちがどうしようもなくて読みました。森瑤子の小説の中から、様々なフレーズが抜粋してあり、その出典が書かれています。男と女の永遠の溝、人生半ばしてわかる哀しみ、焦り、寂しさ、そして女としての欲望、よくわかります。恋する気持ちを捨てていない、大人の女性に読んで欲しいです。 |
 小さな貝殻―母・森瑤子と私 (新潮文庫) |
作家森瑶子の娘マリアが、母の死後、母の女・妻・母・作家としての人生を娘の立場で振り返る物語。森瑶子は、ひとりの妻として、必ずしも幸せな日々ばかりではなかっただろうことは、著作からもうかがえます。でもマリアがこの本の中で語るファミリーの事実は、森瑶子が生きた人生の真実を垣間見せてくれて、感動的。作家森瑶子のファンは必読です。 |
もしもこんな 森瑤子 がいたら・・・
ＣＭでおなじみの 森瑤子のDVD記念映像が公開されている。
ファンからの質問コーナーでは、日常的にいたずらばかりしてマネジャーに怒られたことや、中高生に間違われたこともあるエピソードを披露して笑いが絶えなかった。
、、ってそんな話を聞いたらやっぱり思い出したのがこれっすね。
『 あっちに行け、出て行け！臨終の言葉なんてものは、充分に言い足りなかったバカ者達のためにあるんだ。 』（ カール・マルクス ）
なんだか納得。
甲比丹（カピタン）・森瑤子絶筆
森瑤子さんと、かすかな縁ができて、そのあとすぐに、彼女は亡くなってしまった。１９９３年、享年５２歳。縁があった１冊以外を読むのはちょっと辛いものがあるのだが、数年に一冊という感じで、読んでいたのだが、あえて遠ざけていた「甲比丹・ ...
森瑤子
森瑤子を知っている方は今はあまりいないかな。 私が１０代の頃 よく森瑤子の本やエッセイを読んだ。 anan（アン・アン）がバイブルだった私。 今は林真理子さんがエッセイを連載しているが。 以前生きている時は、森瑤子が連載していた。 ...
ヨロン丼
ヨロン丼でピンと来る方は、森瑤子さんファンですね。 世にも簡単で美味しいオイルサーディン丼。 実は私、森瑤子さんのお墓参りがてら与論に行ったことがあったりして。いい島です。 で、久しぶりにＥＸＶオリーブオイル漬けのサーディン缶で作ってみ ...
「森 瑤子」・・・・
「森 瑤子」 さん. 年上の従姉が多い影響で、中学生くらいから. 彼女の本を読み始めたのかしら. リアルな恋愛を経験する前に. オトナの恋愛模様を垣間見てしまった感じだったのかな. 彼女が亡くなって・・・・新しい本は出なくなり ...
【OFF】 与論島にて（森瑤子氏のお墓）
わたくしは昔、森瑤子氏のエッセイが好きだったので、. ヨロンに行ったら、森さんのお墓をお参りしたいと思っていました。 海辺の彼女の別荘のおとなりに、墓碑があります。 別荘はもちろん入れませんが（ご主人が滞在していらしゃるらしい）、 ...
書評 森瑤子『カナの結婚』 集英社文庫1989/1/25
古本屋で大人買いした森瑤子の中の一冊。 愛と性と、そして、娘であり母である事。 男に愛されて、そして満たされる事が、ある種の女性にとって、これほど難しく複雑な事なのだと、ハッとする一冊。 単純に身体を満たせば満足する者と、そして、その先に ...
森瑤子という生き方
気が付いてみると、私自身も小説よりは、高島屋の広告をドラマ仕立てにして、朝日新聞に連載していた「マイ･コレクション」とか、｢人生の贈り物」、｢東京発・千夜一夜」といった、森瑶子という女性の美意識が香りたってくる様な、独特な短文を好んで読ん ...
森瑤子氏の作品・・・空虚な不倫
森瑤子氏の作品をたくさん読んだ。 読んだ方も多いかな？ ３５歳、「情事」ですばる文学賞を受賞しデビュー。 それ以来、男女についての小説やエッセーが多い。 小説は、長いものもあるが、. 短編も多く読みやすい。 私の本棚にたくさん並ぶ題名をあげる ...
森瑤子作「夜光虫」
森瑤子さんが外人と結婚していたことは知っていたので、最初の頃は、「外国人と結婚するということは、自分の中で、人に踏み込まれたくない部分を持っているからなのかな」とか想像しながら、読んでいたが、読み進むと、その話は、「兄弟の中でも一人だけ ...
書評 森瑤子『傷』
またまた森瑤子 出張時に、鞄に放り込んで、行き帰りの電車の中で読了。 主人公の女性の抱える不安と後悔、そして諦めが、読んでいる方まで伝わってきそう。 最後の場面での、彼女の吹っ切れた感じも…